エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は3日、博多阪急(福岡市)の開業3カ月間の売上高が当初の予想を8%上回る110億円だったと発表した。来店客数は同5割上回る1053万人。地下食品売り場と計400回実施した顧客参加型のイベントが人気だった。初年度売上高目標の370億円は「十分達成できる」(柳沢興平店長)見通しだ。
記者会見した柳沢店長は「博多の新しいランドマークとしての注目度が予想以上に高かった」と順調に集客できた原因を分析した。来店客は多かったが、顧客1人当たりの購買単価は「阪急梅田本店(大阪市)の半分程度」と低水準だった。
売り場別に見ると、同店の看板と言える20~30歳代の女性を対象にした低価格衣料品売り場「ハカタシスターズ」は予想以上に購買単価が低く、計画を下回った。地下食品売り場は「モンシュシュ」や「ガトーフェスタハラダ」などの洋菓子店、総菜店がけん引し、計画を上回った。
カード会員(クレジットカードとポイントカードの合計)は27万人。すでに初年度目標30万人の9割を達成した。
7月には初の衣料品の在庫処分セールを実施する予定で、「各ブランドの知名度が上がれば、衣料品の売れ行きはもっとよくなる」(柳沢店長)と期待している。