博報堂は企業向けのキャリア開発事業に参入した。玩具のブロックを組み立てながら、自分の適性や将来の希望などを自己分析する手法を導入した。自発的に目指すキャリアを決められるように導き、仕事への意欲を引き出す。まずは中堅社員の研修向けに受注を目指す。
デンマークのコンサルティング会社、ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツが考え出した手法をもとに開発した。学校教育などでも使われているデンマークのブロック玩具メーカー、レゴ社のブロックを使う。
まず過去、現在、未来の自分などをテーマにブロックを自由に組み立てる。その後、組み立てた本人が使ったブロックの種類や色、組み上げた形などから、ロバート社のノウハウに基づき自分の適性や将来の希望などを自己分析して導き出す。
潜在意識の中に隠れていた意外な考え方や意欲などが自覚され、目指すキャリアを見つけやすくなるという。研修の期間は2日半が基本になる。
博報堂はまず、30歳代の社員研修のプログラムとして売り込みを始めた。将来は高年齢者のキャリア開発にも応用できる新しい手法を開発することも検討している。